目指せ時給アップ!
  派遣社員に昇給はあるのか?という問いは色々なところから聞こえてきます。まず結論を言うと「あります」です。では派遣会社に自分の時給を上げさせたいと考える場合どうすれば良いのでしょう。

  その答えは派遣会社に好かれることです。好かれるというのは人物的にもそうですし、仕事っぷりなんかも含まれます。要は派遣会社に必要とされることですね。派遣会社側も人間です。必要なものはそう簡単に手放したくないもので、そういうスタッフから時給上げて欲しいと要請された場合は応えざるを得ません。

  ではどのような人が好かれ、どのような人が嫌われるのでしょう。(※これをしなければ昇給しないというわけではありませんのでご注意を)

■勤怠
  無遅刻・無欠勤が基本です。遅刻がちな人や休みがちな人は信用して仕事をお願いできません。自分にとっては職場でも、派遣会社にとっては大切な顧客なわけで、この違いを理解してくれるスタッフは非常に助かるものです。

■勤務
  仕事先から「ウサ子さんの仕事は非常に助かるよ!」と言ってくれるスタッフ。メイン業務での実力はもちろんですが、ちょっとした頼まれごと、例えば業務上の追加指示や急な出勤依頼を快く引き受けるような。スタッフが人なのはもちろんですが、仕事先の担当者や責任者も人なのです。どこまでいっても人と人とのコミュニケーションありきの業界ですからね。

■自己解決できる
  愚痴を聞いて欲しいという程度ならば良いのですが、文句を言い解決を絶対条件にするスタッフは嫌われます。それを解決するのは派遣会社の仕事ではありますが、やはりそれを解決するのも人であり感情がそこにはあるものです。
  「こんな愚痴なんですけどね~、まぁ何とかしときますよ!」というスタッフもいれば、「こんな愚痴なんですけどね~、なんとかしてくれないと辞めますよ!」と、働き続けるために解決させることを絶対条件にするスタッフもいます。好かれる方は手がかからない分、長く働いて欲しいと思いますし、そんなスタッフから時給交渉されたらこちらも快く応じます。

■条件付けをしない
  「時給あげてもらえないと辞めます」と言われると「どうぞ」と言いたくなるんですよね。前述の必要なスタッフならば多少の考慮はしますが、そうでないスタッフの場合は「時給アップ難しいんですよね…」と。結局は相手によってしまうんですけどね、何かと条件付けをして話をしてくるスタッフは嫌われます。

■イザという時に頼れる
  明日のブースで一人欠員が出た!というような時に入ってくれる頼れるスタッフは非常に大切にします。ただし派遣会社からただの便利さんだと思われないように、アピールすべきところはしっかりと押し出しましょう。

  勤怠内容や勤務内容が良く手が掛からない人というのが、派遣会社がなかなか手放したがらないスタッフです。ゆえに利益を削ってでも続けて欲しいと思ってしまうんですよね。逆に勤怠・勤務内容が悪く、常日頃から派遣会社に文句を言っているようなスタッフは、よほどの理由が無い限り時給アップが望めずに色々な派遣会社を渡り歩いていたりします。
  本当に交渉上手な人はわざわざ優等生を演じてギリギリまで絞らせてから、あっさりと辞めていったりしますけどね。

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