派遣でいい人、ダメな人
  派遣で働くということは不安定であるということ。働く側にするとこれが大きな不安材料なんですよね。いつ仕事が無くなるか分からないし、次に就いた仕事が合うかどうかもわからない。

■派遣として働いて良い人は主にこんな人だと思います。
・目標や目的が別にあり、資金を溜めるために短期間働きたい人
・本業の収入だけでは生活できず、副業として働きたい人
・主婦/主夫で家計のために働きたい人

■逆にこんな人は派遣で働くことをお勧めしません。
・いつかは正社員になりたいと考えている人
・派遣以外に働く道が見つけられない人
・特にやりたい事ややる事が無くて派遣で働こうかと思う人

  長い間働く前提で「明確な目的がある」人と、「明確な目的が無い人」の違いです。いつかは何らかの仕事に正社員で就きたいと考えるスタッフが多数いますが、このような曖昧な目的で派遣を続けると抜け出せなくなってしまいます。

  派遣というのは非常に便利なものです。何しろ自分で探さなくても派遣会社が仕事を持ってきてくれるわけですから。長い間派遣を続けていると、自分で仕事を探すことができなくなってしまうという大問題が生じます。

  信じられないかもしれませんが、本当に自分で仕事を探せなくなってしまうんです。だから契約が終わっても派遣会社に頼ってしまう。「次はどんな仕事あります?」なんて言葉が毎日のように聞こえてきます。

  そうこうしているうちに年齢は30歳を越え、40代、50代と、派遣でもどんどんできる仕事が無くなってきてしまいます。目的が無い人に目的をもってと言っても難しいものですが、一度ハマってしまったら抜け出せない、非常に怖い働き方なんです。

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