ポン太が派遣で働いていた悪名高い派遣会社（廃業済）では何度もこれに悩まされて 、終いには耐性ができていました。共通するのは「聞いてた話と違う」ということ。派遣では仕事の内容を「教えてもらう」のであり、気にして確認しなければそれが全てになるんですね。
  未経験者でも大丈夫だよと言われて現場に行ってみれば、「経験ないの！？困ったな～…教える人いないよ～」と愚痴られたり。残業無いからねと言われて行ってみれば、バッチリ終電まで仕事させられたり。キャッチ (*1) だけできればいいよと言われて行ってみれば、ＭＣ (*2) もやらされたり。日付が違っていたら無駄足になりますし、言われた時間が１時間遅かったら最悪です。現場ではとりあえず怒られます。（当然ながら指示書やメール見せて派遣会社のせいにしますが）

  派遣スタッフが困ったときに相談するのは派遣会社の担当者ですが、相談しても解決しないことが多いんです。コレについては今のハケンの立場で見ますと、仕事先は大切なお客さんなので強くは言えないんですよね…。実際に仕事をしている現場で信頼を得て、モノを言えるような立場になってしまった方が早かったり。（当然できる限りの対応はしてますよ）

  常勤型の派遣もあれば、一定期間だけの派遣もありますが、いずれにしても契約が終わったら次の仕事を紹介してもらうか探すかしなければなりません。これは結構なプレッシャーなんですよね。元気に仕事をしていても、ふと契約終了後のことを思い出してしまうんです。

  派遣は仕事内容を契約ごとにて定められています。それ以外の仕事は基本的にはやる必要はないのですが、実際の仕事先でそんなこと言ったら嫌われます。正社員やアルバイトでも同じなんですが、派遣の場合は嫌われたら契約更新できませんので、仕事を続けられません。
  度合いは個人の感性によって違ってきますが、経験からある程度は目をつぶった方が良いと思います。あまりにもヒドいようなら派遣会社に相談しましょう。改善されなければ辞めるのも手だとも思いますが。

  例えば１０名のチームで半数が派遣社員ならば全然気にならないんですけど、自分だけが派遣社員だったりすると感じてしまいます。□の被害妄想なのかどうかは今となっては分かりませんが。でもこれを感じている人も意外と多いと思うんですよね。まぁ気にするなかれ。仲良くやってる職場なら、多分周りの人は気にしてませんから。