給料をもらう
  派遣スタッフの給料は派遣会社から支給されますので、いつ、何時から何時まで勤務したのかを派遣会社に報告しなければなりません。

  複写式の紙を使って毎日ミケ氏の印鑑をもらったり、タイムカードにひと月分まとめて最後に印鑑をもらったり。または仕事先のタイムカードをそのまま使うだけ、みないな職場もありますが、必ず仕事先担当者の印鑑やサインは必要です。

  それを元にスタッフの給料を計算します。給料計算は国で定められているので、どこで働いても同じ計算方法です(ブラック企業でない限り)。残業すると1.25倍になりますし、休日出勤や深夜時間帯に働いても割増になります。

  労働者の給料は「働いた月の翌月末までには払ってね」という国の決まりがありますので、一般的には今月分を来月の25日に支払っています。派遣で働くとここは結構融通がきいて、毎週給料を振り込んでくれる「週払い」や、適当なタイミングで派遣会社に現金で受け取りに行く「日払い」などのシステムがあります。

  すぐにお金が必要な人々にとっては都合の良いシステムです。つまりこの期間を短くすればするほど、その派遣会社には沢山の人が集まってくるわけなんですが、大きな落とし穴があることを覚えておいてください。

  まとまったお金が無いけど、来週には携帯代を、再来週には家賃を、、、という人が週払いを選んで仕事を始めたとします。月給換算で20万の仕事を4回に分けて毎週もらうと一週間で5万円。携帯代や家賃は毎月間に合いますが、いずれは正社員で働きたいと思っている人には絶対にオススメしません。

  正社員や契約社員は月に一回しか給料が振り込まれません。週払いを選んでギリギリの生活を続けていると、見事正社員で勤務を始められたとしても給料日まで持ちませんから。そういうスタッフはどこの派遣会社にもたくさんいて、なかなか派遣生活から抜け出せなくなってしまいます。

  派遣生活を抜け出したいと考えている人は、少しずつでもお金を溜めましょう。2ヶ月は生活できるくらいまで。本気でそう思っているなら、早いうちに週末Wワークでもして溜めてください。

>次は「社会保険について

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