仕事の種類
  求人広告などを見ると、それはもう沢山の仕事が掲載されています。 派遣ではできない仕事 もありますが、普段見かける街のお店で働いている店員さんや、あまり目にすることのない企業のオフィスで働いている人々や食品工場などの製造ラインで働いている人々など、いろいろなところに仕事があり、かなり大きく分けると次のようになります。

■オフィスワーク系
  企業のオフィス内でPCを使ったり、紙の伝票を処理したり電話応対などの仕事をする、事務職のことです。事務職といっても仕事の範囲は非常に広く、基本的な業務のみを行なう一般事務や、専門的な知識が必要な金融系の事務や経理事務などがあります。

■販売・サービス・営業系
  百貨店や家電量販店で商品を売ったり受付をしたり、飲食店のホールやキッチンなどの仕事をします。系列店をまわったり自社商品の新規販路を拡大したりする営業的な仕事もあります。また、電話の受発信を専門に行なうテレマーケティングの仕事などもありますが、人と接することが苦手な人には向いていません。

■クリエイティブ系
  WEBデザイナーやファッションデザイナー、DTPオペレーターなど、経験とともにセンスが必要な仕事です。オフィス内で仕事をしますが、一般的にいう「オフィスワーク」とは分けられます。

■IT系
  SE、プログラマーなど、一般人には難しい専門知識が必要です。オフィス内で仕事をしますが、一般的にいう「オフィスワーク」とは分けられます。

■軽作業系
  モノを作る製造工場の中でライン作業をしたり、物流倉庫で検品・仕分け・梱包などの作業を行なう仕事です。専門知識はあまり必要になりませんが、単純作業を長時間続ける忍耐力が必要です。また、トラックのドライバーや商品配達などの仕事もあります。

■福祉・教育系
  学習塾の先生や、医療事務、介護関連の仕事などがあり、資格が必要なものも多く含まれます。また、研究機関における超専門的な職場への派遣もあったりします。

  余談ですが、派遣を専門に扱っている求人サイトではオフィスワーク系の求人数が4割を占めているのに対して、総合的に扱っている求人サイトでは1割以下に収まっています。 求人掲載数
  アルバイトが多い総合的な求人サイトではIT・クリエイティブがほとんど無いのに対して、派遣では2割を超えています。やはり専門的な知識が必要な仕事はなかなか人も集まらないので、高くても派遣会社に頼むのです。オフィスワーク系でも同じような違いが見れますが、やはり一定の能力を期待して派遣会社に頼むんですね。

  逆に販売や軽作業は派遣の方が少なく、一般的にはアルバイトで求人を出しているわけです。それでもなお派遣会社に頼むのにはやはりワケがあります。

  単純にセール時期などの繁忙時期に大量に必要であったりするのですが、"キツイから"人が続かず辞めていく→足りない→高くても派遣会社に…。良く見かける求人にはこういう理由もあったり…。

  企業が派遣を頼む理由は他にもありますが、仕事を探すときの参考に 求人広告の裏話 求人広告の用語 なんかも見てみてください。

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